mimasantanのブログ

mimasantanの徒然日記

・ 家庭料理と給食をつなぐもの

 今日は子供と筑前煮を作りました。

 うちでは煮物は人気なしと思っていたのですが、子供が急に煮物を作ってみたいと言い出し、それじゃあと久しぶりに作る事になったのです。

 

 子供と料理するときは、量を体感し簡単な料理は目分量で覚えて欲しいので、出来る限り同じフライパンを使っています。

 うちではティファールの中くらいのサイズで、少し深さがあるフライパンを使っています。軽く扱いやすく、炒め物から揚げ物やスープなど大抵の料理はこれ1つで済んで便利です。

 

 今回の筑前煮も同フライパン1つで作りました。

 まずは鶏肉。適当な大きさに切り、フライパンで両面に火を通します。

 人参・大根の皮は私がむき、銀杏切りは子供に任せます。

 子供用の包丁は、安全な分、意外と扱いにコツがいるようです。

 シイタケは四等分にします。

 鶏肉を炒めたフライパンに人参・大根を投入し、砂糖を大匙1ほどサラサラっと入れたら、鶏肉の油が全体に行き渡るようにザックリ混ぜ、日本酒をお猪口1杯分入れて、3分ほど炒め合わせます。

 その上に、シイタケと大きめに乱切りした木綿豆腐を入れます。 

 最後に白だしをグルッと1周、麺つゆを3周ほど回し入れ、ひたひたに水を入れたら落し蓋をして弱火でコトコト煮込みます。

 

 40分ほど経つと、あれ?何だかどこか懐かしい匂いが漂ってきました。

 

 お昼ご飯は、出来立てアツアツ筑前煮と混ぜご飯。

「いただきます。・・・あれ?この味は・・・」

「給食の煮物の味だ!!」

 子供と同時に叫んでしまいました。

 

 家庭料理を子供に教えようと我が家流で作ったつもりの煮物の味が、偶然にも給食の煮物の味とソックリでビックリしながらも、家庭料理と同じように心を込めて子供たちに給食をつくって下さる調理の方々の姿が目に浮かぶようで何だか温かい気持ちになった、そんな本日のお昼ご飯でした***