・ 子供な大人と子供らしい子供
子供が通う小学校では基本チャイムが鳴りません。
運動会も朝の花火をあげません。
理由は ”ご近所迷惑だから”。
登下校の子供がうるさいと苦情もあるそうです。
昔のように直接子供を叱る大人は減りましたが、反面、電話でなど間接的なクレームが増えているようです。
どんな大人にも必ず子供時代はあります。
子供は例え悪意がなくても周囲に迷惑をかけるもの。大人に怒られ、見守られ、教えられ、愛されて子供は大人へと成長していくものと思います。
子供時代に誰にも迷惑をかけなかった人間はいるでしょうか?
地域には、体に不調がある、身内にご不幸があった、受験生がいるなど様々なご家庭があるという事は子供達に伝え、考えさせる必要はあると思います。
しかし、一部の大人のワガママに屈し、阿り、子供の貴重な教育環境を奪うのは大人のすべき事ではない。私はそう思います。
大人になった今、子供はいいなあと思う事があります。小学校の長い夏休み。他愛のないことで飽きることなく楽しめる想像力。果てしない未来と可能性。
同時に、ああ自分も子供の時はあったのだと思い出し、子供の頃の自分を温かく包んでくれていた地域の寛容の沈黙を、今度は自分が地域の子供達へ与えてあげる番だ、そんな気持ちでいます。
人は社会的動物であり、1人では生きて行けないと仮定すると。
お互い様。お世話様。感謝。思い遣り。
大人になるまでに経験した良し悪しを自分の中で良く消化し、大人として、人としてのプライドを持って地域社会に生きていく事は、地域や子供のためだけでなく、延いては自分のためにもなると思います。それは、どんな立場の人にとっても。
地域の温かい小さな和が、社会に沢山広がると良いですね。
(のんびり息子と天パパパさんのブログファンです。特に、1月26日更新ブログを読ませて頂き大変勉強になりました。ありがとうございます。勝手ながらリスペクトを込めつつ自分の想いを重ねたブログを書かせて頂きました。)