・ 長い旅の末、行きつきたいところとは。
近い未来、今ある職業の何パーセントかは無くなっている。
技術革新で人間と機械の関係を考えさせられる昨今。
どんな職業が残り、どんな職業が消えていくのか。
人は働くことを通し、自分はどのような人間かを知り、どのような生き方が幸せかを見つけ人生を作り上げていくとすれば、技術革新で人が仕事を奪われていくことは自分の幸せを見つける機会を失うことに繋がっていくのでは。
毎日もう少し楽に暮らせたらな。
何もすることがなく、何も考えず、楽をして、知らず知らず誰かの誘導に乗せられながら僅かなおこぼれを得ながら生きることは幸せなことなのか。
クスリやめますか。それとも人間やめますか。
楽も度が過ぎれば麻薬のように人間をむしばみ、やがては自分が何者であるかも忘れ、ただただ生きる存在になる。
銀河鉄道スリーナインの主人公は長い旅の末、巨大な機械のネジの一つとして組み込まれてしまいます。主人公は嫌がりますが、それがあなたの望んでいたことだと言われるようなラストシーンがありました。
人間性を技術革新と両立させることを一人一人が強く意識し続けなければ。
もっと人の心を動かす仕事を。
大人として、一人の親として、自由と希望を子供達の未来へ引き継ぐために出来ることを考えていきたいと思います。