・ カタツムリとヒトと男と女
昨年の夏、カタツムリについて子供と一緒に調べてみました。
道の真ん中をゆっくり進むカタツムリを子供が見つけ、家で飼いたいと連れ帰ったことに端を発します。
何気なしに飼い始めたものの日ごと感情移入し、いつしかカタツムリの世界に引き込まれて行きました。
一番驚いたのがオスメスがないという事。
それでいて、ちゃんと卵を産み命を繋いでいるのです。
男女関係なく、仕事も家事も育児も半分づつ。
いつの日か人類が性差別問題を完璧に解決したとして。その先の遠い未来にはカタツムリのように進化しているかも知れません。
果たして…。人として。
パワーが全てで、感情・個性は種の保存の観点からは無用のものなのか。
性差の無い世界はバラ色なのか無彩色なのか。
カタツムリも実は遠い昔は性別があって、子育てはどっちの仕事だとか夫婦げんかしていたのかも知れませんね。