・ 年末に思う事
昨日の私の1日です。
朝起きて主人のお弁当と朝ごはんの用意。
洗濯。
主人を見送り子供と朝食。
子供の宿題をみつつ布団を干す。
子供にお風呂洗いして貰ってる間に掃除機掛け。
昼食の準備をしながらお正月料理3品作る。
昼食。
子供の冬休みの宿題(習字等)みる。
買い物。
お正月のお花いけつつ夕食の支度。
夕食と片付け。
入浴。
就寝。
夕方にはクタクタ。夜はバタンキュー。
でも、改めて書き出してみると、我ながらなんて幸せな1日。
働いている方から見れば、どこが大変!?って思われそう。
でも渦中の私はずっと1日中心の中で、疲れた~座りたい~眠い~と思っていました。
主婦の生活と一言でいっても人それぞれで、私自身、共働きも専業主婦も経験してきて、大変な所と良い所の違いこそあれ、どちらが大変でどちらが楽と言い切れないものを感じて来ました。
出産前後は、生活のために何とか働き続けたい気持ち。
出産後、仕事に復帰してからは、出来るだけ子供との時間を持ちたいという気持ち。
専業主婦になってすぐの関東大震災では、子供と一緒で良かったとほっとしたこと。
自分に腫瘍が見つかり、病院で、命にかかわる病気かもと言われてからの3年間、残された時間を子供の将来のために今やれることを精一杯やろうという気持ちと、親は無くとも子は育つと割り切らなければやりきれないといったような経験もしました。
結局有難いことに、今だ健在の私。そして今までの経験から思ったこと。
保育所不足等々、少子化問題や女性の社会進出に関するニュース。子供目線でそれらの問題が語られることがあまりにも少なく、大人として子供に対してフェアじゃないと感じます。
専門家の間ではそいった事も議論なされているにしろ、多くの人が見聞するマスコミで、もう少し子供の想いや母親の気持ちを反映して欲しいと思うのは少数派でしょうか。
国際社会が不安定である中、短期的には税収をあげて国を守る必要があるにしろ、人間は機械と違い、心があるからこそ豊かさを限りなく産み出すことの出来る存在だと思うので、その人間性を蔑ろにする事は長期的に見れば国の貧しさにつながるのでは。
様々な事情で子供を持たないご夫婦もいます。
子供が欲しいご夫婦のご家庭なら、子育てしやすい社会であれば子供も増えるでしょう。
社会は、家庭内で誰が何をするかを問題にするよりも、それぞれの家庭の事情に合った方法で幸せな家庭を築く事が社会貢献につながるという事を、もっと大事にしてもらいたいです。
数年前、自身2度の入院手術と知人の死を経験しました。今、何気ない日常は、私にとって有難く、この上ない幸せです。
亡くなった知人は子供同士が同級生のお母さんで、「もう少し子供の成長を傍でみていてあげたかったな」と言葉を遺されました。
特技も寿命も人それぞれ。限りある人生を、どんな人も幸せに暮らせる社会になりますように。