・ 早朝読書
昨日のサッカーの試合の興奮が残ってるせいか、早朝目が覚めてしいました。
寒さもあり寝付けず、読みかけの本を開きました。
ダニエル・シルヴァの ” 告解 ”という本です。
イスラエル諜報機関の暗殺工作員で表の顔は美術修復師のガブリエル・アロンが、ヴァチカン秘密文書保管所の闇に隠された歴史に迫りるという内容です。
美術修復師のガブリエル・アロンシリーズは、この他 ”報復という名の芸術”、 ”さらば死都ウィーン”、 ”イングリッシュアサシン” が刊行されています。
誰が正義で誰が悪という捉えかたではなく、そのまま受け止めて欲しい内容です。
日本人よどんどん海外へ羽ばたけと促す風潮ですが、その前にこのシリーズを読んで、自分が生きている世界は今までどんな歴史を経て来たのかを学び、自分が今立っている足場は繊細なバランスで成り立っていることを感じるのが大事ではと感じた一冊です。
年代によって違った捉え方で読み進められるシリーズで、ぜひおススメです。