mimasantanのブログ

mimasantanの徒然日記

・ 小3で英検3級合格!

 

 先日、小3の娘が英検3級合格しました。

 3才から幼稚園の年中まではECCで、その後、今に至るまで公文で英語のお勉強をお世話になりました。今までお世話になった先生方に心より感謝申し上げます。

 

 そして何より今まで頑張って来た娘へ、本当におめでとう!今までよく頑張ったね。

 

 娘と英語の出会いは2才頃。幼児雑誌の付録の英語のオモチャやDVDで遊びながらアルファベットの読み書きや簡単な英単語に慣れ親しんだ事が、その後の教室での活動に自然につながったように感じています。

 もともと本に関心が強かった娘は、1才頃は私の読でいる本(ロバート・B・パーカーのハードボイルドものでしたが(^-^; )の中の文字を指さし何と読むのか知りたがり、「これは ”あ” 。それは ”か” 。」とか教えていました。絵本も好きで、まだ日本語も英語も本人の中では境目がなく、自然に触れている感じでした。 

 その後は、私が若い頃より洋楽・洋画ファンだったこともあり、家で子供と一緒に英語の歌を聴いたり、外国のドラマや映画を見て楽しんでいました。今でもgleeを一緒に見たり、あやしげな英語で歌ったりしています。

 ECCでは、遊びを通して親子で楽しくレッスンを受けることが出来ました。

 しかし年長に上げる年に娘のクラスがなくなることになり、他の曜日にも変えられず他を探していたところ、たまたま幼稚園の近くの公文で英語が学べるとの事で、お願いする事になりました。

 公文はECC(未就学クラス)とは違い、机に向かい筆記形式のお勉強となります。

 最初は問題なくこなしていた娘でしたが、内容も進み壁にぶつかる時期がありました。その時私が思ったことは、”英語嫌いになっちゃうかな~。”という事です。

 私が子供の習い事を選ぶ基準の一つは、自分も子供も楽しめるということでした。どちらかに無理があれば、いずれどちらかがキレて続かない可能性があるからです。

 

 私は英語が好きです。英語自体というよりも、英語を通して世界を感じることが楽しいのです。

 中学で英語との出会いをきっかけに、アメリカにかぶれ音楽を聴きまくり映画を観まくり、イギリス文学に没頭。それからフランス映画にはまり、ヨーロッパの歴史やファッション・文化に憧れ、アジアの魅力に取りつかれ、妄想で世界を一周して最後に行きついたのが、世界的にも貴重な文化を引き継ぐ日本という国の美しさと素晴らしさとの出会いでした。

 英語の壁に突き当たった娘に、その楽しさを伝えようと思いました。

 

 まず公文の英語は本人のペースに任せました(先生ごめんなさい🙇)。

 そのうえで、Eテレの ”グレーテルのかまど” や ”カトリーヌのフラワーレッスン” 、 ”アメリカの青春ドラマglee” 、 ”世界ふれあい歩き” など、国も時代もジャンルもバラバラですが、楽しく世界を感じられる番組を見て楽しみました。

 同時に日本の良さも知ってほしいので、ドラえもん(広い意味で)、あたしんち(同じく)、日本史の漫画など、あとは上橋菜穂子さんの精霊の守り人シリーズ(文・世界観共に素晴らしく本当に大好きです)を本やアニメで見たりしました。

 

 ちなみに今回娘の英検受験を通して、英語を身につけるためにはやはり日本語の理解力が不可欠ということを実感しました。元々バイリンガルでないなら、子供の日本語能力の発達に合わせて英語教育もすすめていく事が重要かと感じました。 

 今では子供もだいぶ色々自分で考えられるようになってきたようなので、今後は子供が興味を持ったものであれば私が興味ないものでも応援していきたいなと思っています。

 

 今まで様々な教育書や情報で助けられて来た事は多々あり感謝しています。しかし子供の教育は、その子供に合った方法とペースを身近にいる保護者が見極めて行く事が大事ではないでしょうか。教育方法が先にくるのではなく、まず子供ありきです。

 私もスーパーマイペースな子供を育てる事に大分試行錯誤してきましたが、今回英検3級合格という一つの結果を出してくれた娘に、今まで自分が積み重ねてきた思いを形にしてくれたと有難い思いで一杯です。

 いつも自問自答している言葉があります。

 

  大人は子供の声に充分に耳を傾けていますか?

  大人の都合を子供に押し付けてませんか? 

  大人は子供の可能性を心から信じてあげられていますか?

 

 子供も大人も日々成長・変化していくものです。家族それぞれの生活がありますが、普段から家族でまめにコミュニケーションをとり続ける事を今後も心掛けていきたいと思います。