・ 勉強より大事なこと
・ちょっとくらい勉強が出来なくても、活発で挨拶も良く友人が多い子。
・勉強は出来るけど挨拶が上手く出来ず、運動も苦手で友人があまり多くない子。
一般的に、大人から好感度が高いのは前者と感じる事が多いです。
勉強は頭の働きで、運動は体の働き、挨拶や交友関係は心の問題というイメージと、 人として大事なことの順番は、 心 > 体 > 頭 という公式が大人の頭の中で混同しがちなのでしょうか。
人間の行動は全て脳で指令が出ていて、コミュニケーション能力も勉強や運動と同等の脳の個性の一つと考えられます。
能力は人それぞれ。そして、良い面を伸ばし足りない所を育てていくという面で言えば、子供を育てる方法に違いはないでのはと思います。
子供の小学校で、普通学級から特別支援学級へ移る子が年に1・2人います。
もちろんクラスを分けることで良い結果になることもあるでしょう。
しかし、専門家ではないのに無責任な事を言うのは憚れながらも、実際見聞きする限り何故?と思う子ばかりです。邪推ながら…。嫌がる人が多かったらクラスを別にする。クラスを別にすれば普通学級イジメゼロ。そんな印象すら受けてしまいます。
学校が一緒になったら仲間。クラスが一緒になったら仲間。程度問題かとは思いますが、学校では、基本的に問題が起きても子供・先生・保護者が協力して乗り越えていく姿勢を大人が率先して見せなければイジメもなくならないのではないでしょうか。
地域社会においても同様で、表面的に地域社会の繋がりの大切さを言いつつ無意識に水面下で差別化が進んでしまっていては、本気で頑張っている関係者も報われません。
挨拶も良く、友人思いで協調性のある子もいます。
残念ながら、挨拶は良い一方で道徳心に欠いた行動をとる子もいます。
挨拶が上手に出来なくても、心の中に温かい感情を育てている子もいます。
一時的な、表面的な事や思い込みで大人が子供を決めつけ判断するのではなく、もっと大人が子供1人1人とコミュニケーションをまめに取り個性を見極め育てる、そんな教育が広がって欲しいと思います。
そして、子供とじっくり向き合うゆとりを先生方が持てる環境づくりもお願いしたいです。